
院長:高木お気軽にご相談ください!

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こんにちは。湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。朝晩の冷え込みが厳しくなると、膝の痛みを訴える患者さんが増えてきます。特に50代の方からは「去年までこんなことなかったのに」「年のせいかしら」というお声をよく聞きます。寒さと共にやってくる膝の痛みは、実は年齢だけが原因ではありません。今日は冬場に膝の痛みが増す理由と、今日からできる対策についてお話しします。


寒くなると膝が痛むのは、決して気のせいではありません。体からのサインを見逃さないでくださいね
50代という年代は、体にさまざまな変化が起こる時期です。女性であれば更年期を迎え、ホルモンバランスが大きく変化します。このエストロゲンの減少は関節を守る働きを弱め、軟骨の水分量も減少させてしまいます。さらに筋肉量が落ち始めることで、膝関節を支える力が弱くなり、関節への負担が増してしまうのです。
気温が下がると血管が収縮し、血流が悪くなります。膝関節は体の末端に近く、もともと血流が届きにくい場所です。血流が悪くなると関節液の循環も滞り、関節の動きがスムーズでなくなります。また筋肉も冷えて硬くなり、膝を動かす際に引っ張られるような痛みを感じやすくなります。冷えによって神経が過敏になることも、痛みを強く感じる要因のひとつです。
50代で寒い時期に膝が痛む場合、変形性膝関節症の初期段階である可能性があります。この疾患は軟骨がすり減り、骨同士がぶつかることで炎症や痛みが生じるものです。厚生労働省の調査では、50歳以上の約40%が膝の痛みを経験しており、特に女性は男性の約2倍の発症率となっています。
初期段階では朝起きた時のこわばりや、階段を降りる時の違和感程度ですが、放置すると徐々に悪化していきます。寒い日に痛みが増すのは、関節液の粘度が上がり、軟骨への負担が増すためです。この時期に適切なケアを始めることで、症状の進行を遅らせることができます。
膝の痛みには段階があります。最初は朝起きた時や動き始めに感じる違和感です。これを「動作開始時痛」と呼び、変形性膝関節症の初期症状の特徴です。少し動くと痛みが和らぐため、つい見過ごしてしまう方が多いのですが、この段階でケアを始めることが最も大切です。
次の段階では、階段の上り下りや正座をする際に痛みを感じるようになります。特に階段を降りる時は体重の約3倍の負荷が膝にかかるため、痛みが出やすくなります。この時期になると日常生活に支障が出始め、外出を控えたり、好きだった趣味を諦めたりする方も増えてきます。
さらに進行すると、歩く時や安静にしている時にも痛みを感じるようになります。膝に水が溜まって腫れたり、膝の曲げ伸ばしが困難になったりします。ここまで進行すると、改善に時間がかかるようになってしまいます。だからこそ、早めの対応が何より重要なのです。
当院に来院される患者さんの多くが「整形外科でレントゲンを撮って、加齢によるものだから仕方ないと言われました」とおっしゃいます。確かに加齢は要因のひとつですが、それだけが原因ではありません。実際に当院で検査をすると、太ももの筋肉の緊張や骨盤の歪み、足首の硬さなど複数の問題が見つかることがほとんどです。
整形外科では主にレントゲンやMRIで骨や軟骨の状態を確認します。しかし筋肉の緊張や関節の動きの悪さ、体全体のバランスの崩れは画像には映りません。膝の痛みは膝だけの問題ではなく、足首や股関節、骨盤、さらには背骨のバランスが関係していることも多いのです。
痛み止めの薬や湿布は一時的に痛みを和らげてくれますが、根本的な原因は解決していません。ヒアルロン酸注射も効果が続くのは数週間から数ヶ月程度です。当院では原因を特定し、体全体のバランスを整えることで、薬に頼らない体づくりを目指しています。
寒さによる膝の痛みを和らげるには、まず温めることが基本です。入浴時はシャワーだけで済ませず、38〜40度のぬるめのお湯に15分以上浸かりましょう。膝周りの血流が改善され、筋肉の緊張もほぐれます。入浴剤を使うとさらに効果的で、特に炭酸系や温泉成分配合のものがおすすめです。
外出時には膝用のサポーターや保温性の高いレギンスを活用してください。室内でも膝掛けやブランケットで膝を冷やさないよう心がけましょう。就寝時には湯たんぽをふくらはぎの下に置くと、足全体が温まり膝の血流も良くなります。ただし低温やけどには注意が必要です。
日中は軽いウォーキングで体を動かし、血流を促進させることも大切です。ただし痛みが強い時は無理をせず、椅子に座ったままできる膝の曲げ伸ばしや、太ももの筋肉を意識的に動かす運動から始めましょう。継続することが何より大切ですので、無理のない範囲で毎日続けてください。
膝の痛みを予防・改善するには、太ももの筋肉を鍛えることが重要です。特に大腿四頭筋という太もも前側の筋肉は、膝を支える重要な役割を担っています。椅子に座った状態で片足ずつ膝を伸ばし、5秒間キープする運動を1日20回程度行いましょう。最初はきつく感じるかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
体重管理も膝への負担を減らす重要な要素です。体重が1キロ増えると、歩く時には膝に3キロ、階段の上り下りでは6〜7キロの負担増となります。バランスの良い食事を心がけ、特にタンパク質やビタミンD、カルシウムを意識的に摂取しましょう。軟骨の材料となるコラーゲンやグルコサミンを含む食品もおすすめです。
姿勢の改善も見逃せません。猫背や反り腰は骨盤の位置を変え、膝への負担を増やします。立っている時も座っている時も、背筋を伸ばし骨盤を立てることを意識してください。歩く時は膝を伸ばして踵から着地し、つま先で蹴り出すように心がけると、膝への衝撃が分散されます。
当院では初回に時間をかけて、あなたの膝の痛みの本当の原因を探ります。メタトロン測定では神経の乱れや体質、栄養状態まで調べることができます。AI姿勢分析では体の歪みを数値化し、どこに負担がかかっているのかを視覚的に確認していただけます。血液検査データをお持ちの方は、栄養状態の解析も行います。
触診では膝関節だけでなく、股関節や足首、骨盤、腰椎の動きまでチェックします。膝の痛みの原因が実は腰や骨盤にあったというケースも珍しくありません。これらの検査結果を総合的に分析し、あなただけの改善計画を立てていきます。施術期間や回数も明確にお伝えしますので、安心して通っていただけます。
施術では優しい刺激で筋肉の緊張を緩め、関節の動きを改善していきます。痛みを伴う施術は行いませんので、整体が初めての方でも安心です。また自宅でできるセルフケアの方法や、日常生活での注意点もお伝えします。定期的に再検査を行い、改善の度合いを数値で確認しながら進めていきます。
50代女性のT.Aさんは、整形外科で加齢とO脚が原因と言われ膝体操を勧められましたが改善せず、当院に来院されました。検査の結果、太ももの外側の筋肉が非常に硬くなっており、それが膝の筋を引っ張って痛みを引き起こしていることがわかりました。筋肉を緩める施術を続けたところ、3ヶ月でほぼ痛みがなくなりました。
60代女性のA1さんは、1ヶ月以上続く膝の痛みで整形外科を受診し、軟骨の減少と診断されました。しかし当院の検査では軟骨ではなく前ももの筋肉が原因と判明し、施術後はまったく痛みに悩まなくなったとおっしゃっています。今では予防のために隔週で通院され、その時々の不調を整えています。
70代女性のN.Kさんは、歩く時の激痛と階段を片足ずつしか降りられない状態で来院されました。週1回のペースで3ヶ月施術を受け、今では痛みのない快適な生活を送っています。正座もできるようになり、歩くのが楽しくてならないとお話しくださいました。このように、年齢を理由に諦める必要はまったくありません。
整形外科で手術を勧められている方も、諦めずにご相談ください。確かに重度の変形や日常生活に著しい支障がある場合は手術が必要なこともありますが、初期から中期の段階であれば施術で改善できる可能性は十分にあります。実際に当院に来院される患者さんの中にも、手術を回避できた方が多くいらっしゃいます。
手術にはリスクも伴います。人工関節の耐用年数は15〜20年程度で、将来的に再手術が必要になる可能性があります。また術後のリハビリには時間がかかり、可動域に制限が残ることもあります。まずは手術以外の選択肢を試してみる価値は十分にあるのです。
当院の施術は体への負担が少なく、副作用もありません。優しい刺激で筋肉を緩め、関節の動きを改善していくため、高齢の方でも安心して受けていただけます。薬を飲み続けることに不安を感じている方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も、ぜひ一度ご相談ください。
膝の痛みは放置すると確実に悪化していきます。最初は寒い日だけだった痛みが、やがて季節を問わず感じるようになり、最終的には歩行困難になってしまうこともあります。そうなる前に、今できることから始めてください。早ければ早いほど、改善までの期間も短くなります。
私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、制限のある生活がどれほどつらいかを知っています。好きな場所に行けない、やりたいことができない、そんな日々は本当に苦しいものです。だからこそ、膝の痛みで旅行を諦めたり、孫と遊べなかったり、趣味を我慢している方の力になりたいと心から思っています。
当院では症状改善だけでなく、再発しない体づくりを目指しています。施術を受けるだけでなく、あなた自身にもセルフケアを続けていただくことで、健康な体を取り戻し維持していくことができます。私たちはあなたが改善することを諦めません。一緒に痛みのない生活を取り戻しましょう。
50代で感じる寒い日の膝の痛みは、決して年齢のせいだけではありません。原因を正しく見極め、適切な対応をすれば改善できます。ひとりで悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたらしい充実した日々を過ごせるよう、全力でサポートいたします。

