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側臥位で寝ると腰痛が悪化する?正しい横向き寝の方法

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こんにちは、湘南カイロ茅ヶ崎整体院の高木です。毎晩眠るときに何気なく取っている寝姿勢ですが、実は体の不調と深く関わっていることをご存じでしょうか。朝起きたときに腰が痛い、肩がこっている、なんだか体が重いと感じる方は、もしかすると寝ているときの姿勢が原因かもしれません。

当院には腰痛や肩こりでお悩みの方が多く来院されますが、お話を伺うと横向きで寝ることが習慣になっている方がとても多いです。横向き寝は医学用語で側臥位と呼ばれており、仰向けやうつ伏せとは異なる特徴があります。今回は側臥位が体にどのような影響を与えるのか、そして当院でどのようなアプローチができるのかをお伝えしていきます。

院長:高木

横向きで寝ることが多い方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね

目次

側臥位とは何か

側臥位というのは横向きで寝る姿勢のことで、体を左右どちらかに向けて横たわる状態を指します。看護や介護の現場では体位変換の際に使われる専門用語ですが、私たちが普段寝るときにも自然と取っている姿勢です。右側を下にする右側臥位と左側を下にする左側臥位があり、それぞれ体への影響が少しずつ異なります。

仰向けで寝ると腰が反りやすく、うつ伏せでは首を横に向けなければならないため、横向き寝を好む方は多くいらっしゃいます。特に腰痛がある方や妊娠中の方、いびきが気になる方にとって、側臥位は比較的楽な姿勢だと言われています。しかし長時間同じ側で寝続けることで、思わぬ体の負担につながることもあるのです。

側臥位が体に与えるメリット

横向きで寝ることにはいくつかのメリットがあります。まず代表的なのが腰への負担を軽減できる可能性です。仰向けで長時間寝ると腰椎が反りやすくなり、腰痛につながることがあると考えられていますが、横向きに体を預けることで腰椎の反りを和らげやすくなるとされています。

また横向きで寝ることで気道が確保されやすくなり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状が軽減される可能性があります。約70%の方が横向きでいびきや無呼吸が改善する傾向が認められており、呼吸器系の問題を抱えている方には有効な寝姿勢とされています。さらに枕やクッションをうまく使うことで、頭から腰までのラインを自然な形に保ちやすくなり、寝返りが打ちやすくなるとも言われています。

消化器系への影響も見逃せません。特に左側を下にして寝ることで胃や腸の働きがスムーズになり、逆流性食道炎の症状が軽減されるという研究報告もあります。体の構造的に左側臥位は消化を助ける姿勢だとされており、食後の不快感がある方には試していただきたい寝方です。

側臥位が引き起こす体への負担

一方で側臥位には注意すべき点もあります。最も大きな問題は体の片方に負担がかかり続けることです。長時間同じ側で寝ていると、下になっている側の肩や腰に体重が集中し、筋肉や靭帯が圧迫されて血流が悪化することで炎症反応が起こりやすくなります。

特に問題なのが骨盤の歪みにつながる可能性です。横向きで寝るとどちらかの骨盤にのみ体重がかかることになるので骨盤への負担が大きく、背骨もねじれやすくなるため骨盤もつられてねじれてしまいます。下になっている側の骨盤は常に圧力を受けることで筋肉が過度な緊張を起こし、片側のみの筋肉がこり固まったり筋力の左右差を生む原因につながりやすくなってしまうのです。

また寝具の選び方も重要になってきます。高反発マットレスで横向き寝をした場合、突き出した肩や腰がマットレスに沈み込まず上に乗る状態になり、床に横向きで寝ているのと同じように肩と腰が圧迫されて背骨が曲がった姿勢になります。この状態が数時間続くと圧迫され続ける肩や腰、曲がった背骨によって負担がかかり背中に痛みが生じることがあります。

理想的な側臥位の取り方

もし横向きで寝ることが習慣になっているのであれば、正しい姿勢を意識することが大切です。理想的な横向き寝の姿勢とは体の軸が床と平行になっている状態で、背骨がまっすぐ保たれていることが重要です。肩や腰が程よく沈み込んだ状態が最も正しく、大きな負担がかからない状態だと言えます。

具体的な工夫としては以下のような方法があります。まず両膝の間に小さな枕やクッションを挟むことで骨盤や背骨のねじれを防ぐことができます。腰と床の間に空間ができないようクッションで調整することも効果的です。また肩幅に合った高さの枕を使用し首の角度を自然に保つことで、頚椎への負担を軽減できます。

同じ側を下にして長時間寝ないことも重要なポイントです。理想的には1から2時間ごとに体位変換をすることで、片側への負担の蓄積を防ぐことができます。抱き枕を使用することで体のねじれを防ぎ、左腰部への負担を軽減できるという報告もあります。

当院でできる側臥位に関連した施術

横向き寝による体の負担は長年の習慣によって蓄積されていきます。朝起きたときの腰痛や肩こり、体の左右差を感じている方は、すでに筋肉や骨格に影響が出ている可能性があります。当院では側臥位による体への影響を含めて、患者さんの生活習慣全体を詳しく伺い、根本的な原因を見つけ出すことを大切にしています。

初回の検査では姿勢分析システムやメタトロンを用いて、体の歪みや筋肉のバランスを詳しく調べます。横向き寝が習慣になっている方の多くは骨盤の高さに左右差があったり、背骨にねじれが生じていたりすることがわかります。これらの問題を数値化し視覚的に確認していただくことで、ご自身の体の状態を正確に把握していただけます。

施術では骨盤や背骨の調整はもちろん、圧迫されて硬くなっている筋肉をゆるめていきます。鍼灸の国家資格を持つスタッフが東洋医学の観点からも体質を見極め、一人ひとりに合わせた施術を行っていきます。また寝具の選び方や枕の高さ、寝る姿勢のアドバイスも詳しくお伝えし、日常生活での改善もサポートいたします。

横向き寝が習慣の方へのアドバイス

無理に寝姿勢を変える必要はありませんが、体に負担をかけない工夫を取り入れることは大切です。まず現在使っている寝具を見直してみてください。マットレスの硬さや枕の高さが体に合っているかどうかで、同じ横向き寝でも体への影響は大きく変わります。

寝る前のストレッチも効果的です。特に腰まわりや股関節まわりの筋肉をほぐしておくことで、寝ているときの血流が改善され、朝の痛みやこわばりを軽減できることがあります。また同じ側ばかりで寝ないように意識することも大切で、左右どちらでも寝られるように少しずつ練習してみるのもよいでしょう。

睡眠環境を整えることも忘れてはいけません。室温が高すぎると寝返りの回数が減り、同じ姿勢が続きやすくなります。適切な温度と湿度を保ち、寝返りが打ちやすい環境を作ることが質の良い睡眠につながります。

体の不調を感じたら早めのご相談を

横向き寝による体への影響は少しずつ蓄積されていくものです。最初は朝起きたときだけの違和感だったものが、やがて日中も続く痛みやこりになり、慢性的な不調へとつながっていきます。当院では西洋医学では治らず困っている方の力になりたいという想いから、一人ひとりの患者さんに寄り添った施術を行っています。

睡眠は人生の3分の1を占める大切な時間です。その時間が体に負担をかけるものになっているとしたら、とてももったいないことだと思います。朝起きたときに体が軽く、一日を元気に過ごせる状態を取り戻していただきたい、それが私たちの願いです。

もし横向き寝による体の不調を感じているのであれば、一人で悩まずにいつでもご相談ください。当院は創業40年の湘南カイログループの技術と、最先端の検査機器を組み合わせた独自の施術システムで、あなたの不調の根本原因を見つけ出します。国家資格を持った経験豊富なスタッフが、あなたの健康な体を取り戻すお手伝いをいたします。


院長:高木

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住所
神奈川県茅ヶ崎市共恵1-2-1 池杉ビル1F
電話番号
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