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自宅で簡単!O脚の改善方法3選とは?

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O脚と内転筋の関係性とは

まずはO脚のセルフチェックをしてみましょう

鏡の前で両足のかかとと内くるぶしをぴったりつけて立ってみてください。このとき、膝の間に隙間ができていませんか。膝の内側に指が2本以上入る場合、O脚の傾向があると考えられます。さらに指が3本以上入るようなら、重度のO脚の可能性が高まります。実は、このO脚と内ももの筋肉には深い関係性があるのです。

内転筋群は5つの筋肉から構成されています

太ももの内側にある内転筋群は、以下の5つの筋肉の総称です。

  • 大内転筋
  • 長内転筋
  • 短内転筋
  • 恥骨筋
  • 薄筋

これらは脚を内側に閉じる動作を担っており、歩いたりしゃがんだりする際にバランスを保つ重要な役割を果たしています。特に大内転筋は内転筋群の中で最も大きく、股関節の動きに大きく関わっているのです。

内転筋が硬くなるとO脚になりやすい理由

内転筋の柔軟性が失われると、股関節を正しい位置で支えられなくなり、膝が外側に向かいやすくなってO脚の形状につながっていきます。内転筋は脚を内側に引き寄せる力を持っているため、この筋力が弱かったり硬くなったりすると、膝の位置が外側にずれてしまいます。長年の姿勢や歩き方の癖が積み重なることで、徐々にO脚が進行していくケースも少なくありません。

内転筋の柔軟性が失われると様々な症状が現れます

内転筋の柔軟性低下は、O脚だけでなく他の症状も引き起こす可能性があります。股関節の可動域が制限されると、腰に負担がかかって腰痛を引き起こしたり、歩幅が狭くなってバランスを崩しやすくなったりします。さらに片足立ちが不安定になり、転倒のリスクも高まってしまうのです。これらの症状は日常生活の質を大きく下げる要因になりますので、早めの対策が大切になってきます。

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股割りストレッチがO脚改善に効果的な理由

股割りは相撲の基礎運動として受け継がれてきました

股割りとは、両脚を大きく開いて腰を深く落とす動作のことで、相撲において四股を踏む前の基本姿勢として知られています。力士にとって、下半身の安定や怪我防止のために股関節の柔軟性は非常に重要であり、毎日の股割りは欠かせない稽古となっているのです。四股や股割りは日本の伝統的な股関節トレーニングとして、現在では一般の方向けのジムやリハビリでも取り入れられています。

股割りで伸びる筋肉と股関節への作用

股割りを行うと、太ももの内側にある内転筋群をはじめ、太ももの裏側のハムストリングス、お尻の筋肉など複数の筋肉が同時に伸ばされます。さらに、股関節の曲げ伸ばしだけでなく、外側や内側への動き、捻る動きといった可動域全体を広げる効果が期待できるのです。股関節周辺の筋肉をゆるめると同時に適度な筋力をつけることで、O脚で外側に開いた膝を本来の位置に導きやすくなります。

股関節の柔軟性向上が姿勢を整えます

股関節が柔らかくなると、骨盤の動きが良くなって本来あるべき位置に戻りやすくなります。骨盤の位置が整うことで上半身の姿勢を正しく保つのが楽になり、猫背やO脚といった体の歪みの改善につながる可能性があるのです。股関節の可動域が広がれば、体を動かすときのバランスも安定し、片足立ちがしやすくなるといった変化も実感できるでしょう。

怪我予防や代謝アップなどの副次的な効果も

股割りには、体幹の筋力強化とストレッチが同時にできるというメリットがあります。これにより運動機能の低下を防いで怪我をしにくくなり、さらに血流が良くなることで老廃物の排出がスムーズになって代謝アップにもつながるのです。下半身の冷えやむくみの緩和といった効果も期待できます。

開脚運動との違いは膝の曲げ伸ばしにあります

開脚運動は膝を伸ばした状態で脚を横に広げるものですが、股割りは膝を曲げた状態で行うため、働く筋肉が少し異なります。内転筋群の中でも、薄筋は膝関節の曲げ伸ばしにも関与する唯一の筋肉です。膝を曲げた股割りと、膝を伸ばした開脚ストレッチを組み合わせることで、内転筋群全体をバランスよく鍛えられるのです。

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自宅でできる股割り・内転筋ストレッチ実践法

基本の股割りストレッチは姿勢が大切です

まず、痛みのない範囲で脚を広めに開き、つま先と膝を外側に向けます。両膝の内側に両手を置いて腰を落としたら、右手で右膝を外に開くように右肩を前に出しながら息を吐きましょう。吸う息でゆるめて元の位置に戻し、反対側も同じように行います。左右5回ずつが目安となります。最も大切なのは腰を丸めないことで、お尻を後ろに突き出すイメージで行ってください。

開脚内転筋ストレッチで柔軟性を高めます

床に座って両足の裏を合わせ、脚を両手で掴んで体の方へ引き寄せます。肘を使って膝を床に向けて押していきますが、膝が床につかなくても構いません。視線は前に向け、背中を丸めずに真っすぐな姿勢を維持することがポイントです。余裕があれば、上体を真っすぐなまま前に倒してみましょう。20秒から30秒キープするのが効果的です。

カエルストレッチは内ももに効きます

四つんばいになって両脚を大きく広げ、腕は肩幅に開いて肘をつきます。脚の付け根をぎゅっと縮めながら、内ももの筋肉が伸びる感覚を意識してお尻を後ろに引けるところまで引いていきます。最も伸びを感じるところで20秒キープし、四つんばいから20秒キープを1セットとして2から3セット行ってください。注意点として、背中を丸めながら引くと内ももの伸びが感じられないため、腰を反らせながらお腹は引っ込めるようにしましょう。

スプリットストレッチで股関節を伸ばします

つま先を前に向け、拳1個分ほど両足の間隔を空けて立ちます。片方の脚を大きく前に出し、後ろ脚の膝を伸ばしたまま前足の膝を90度程度まで曲げて体を落としていきます。背中は丸めず、上体を地面に対して垂直に保つことが大切です。しっかり伸ばしたら元の姿勢に戻り、反対側も同様に行いましょう。

適切な時間とセット数を守りましょう

ストレッチ時間セット数効果
20秒〜30秒2〜3セット最も効果的な柔軟性向上
60秒一気1セット20秒×3回より効果が低い

ストレッチは20秒から30秒を2から3セット行うのが最も効果的とされています。60秒一気に伸ばすよりも、20秒を3回に分けた方が筋肉の柔軟性が高まりやすいのです。毎日コツコツ続けることが何より重要で、長時間ではなく適度な時間で習慣化していきましょう。

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O脚改善のための内転筋筋トレメニュー

ワイドスタンススクワットで内転筋を強化します

足を肩幅の2倍ほどに開き、つま先を外側45度に向けて立ちます。背筋を伸ばした状態をキープしながら、膝をつま先と同じ方向に曲げていき、太ももと床が平行になる位置まで下げていきます。ここで大切なのは、膝が内側に入らないように注意することです。内転筋の柔軟性には個人差があるため、自分に合った脚幅から始めましょう。10回を3セット行うのが目安となります。

サイドランジで内ももを鍛えます

足を肩幅よりやや広く開いて立ち、つま先は外側に向けます。片方の足に体重を乗せながら膝を90度程度に曲げ、反対側の足は伸ばしたままキープします。内転筋群やハムストリングスが効果的に鍛えられ、太もものたるみを軽減できるため、美脚を目指す方にぴったりのトレーニングです。元の姿勢に戻り、反対側も同様に行いましょう。

ヒップアダクションで内もも締めを意識します

横向きに寝転がり、上の足を前の地面につけます。下の足を伸ばしたまま上に持ち上げ、3秒ほど静止してから地面に下ろします。太ももの内側に力が入っていることを意識して、ゆっくりと呼吸しながら行うのがコツです。最初は10回を3セット、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。左右のバランスも重要なので、両側をしっかり行ってください。

ダイアゴナルで体幹も同時に強化できます

四つんばいの姿勢から、右手と左足を同時に背中と同じ高さまで上げてキープします。この状態を5秒間保ったら、ゆっくり下ろして反対側も同様に行います。背中を丸めたり反ったりしないよう、真っすぐをキープすることがポイントです。腹部のインナーマッスルを鍛えながら、体の安定性とバランス感覚を高められる優れたトレーニングです。左右10回ずつを3セット行いましょう。

筋トレ前後のストレッチが効果を高めます

筋トレ前は動的ストレッチで体を温め、筋トレ後は静的ストレッチで回復を促進するのが最も効果的です。動的ストレッチでは軽いスクワットや股関節回しを5分程度行い、筋トレ後の静的ストレッチでは内転筋や大腿四頭筋を10分程度かけてじっくり伸ばしましょう。この順番を守ることで、筋肉が最大限の力を発揮しやすくなり、疲労回復も促進されます。

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O脚改善を加速させる日常生活のポイント

かかとから着地して重心移動を意識しましょう

歩くときは、かかとから着地してつま先で蹴り出すという重心移動が基本になります。このとき、つま先をまっすぐ前に向けて歩くことを意識してください。つま先が外側に向いてハの字で歩くと、脚の外側に力が働いて膝が開いてしまうのです。また、背筋を伸ばして適度な歩幅で歩くことも大切で、小股歩きはO脚を悪化させやすい傾向があります。靴底の外側だけがすり減っている方は、歩き方を見直すサインかもしれません。

ペタンコ座りや横座りはO脚を助長します

床に座るとき、脚を外側に流すペタンコ座り、いわゆる女の子座りは骨盤や股関節に大きなねじれを加えてしまいます。横座りも片方の足を体の外に流す姿勢になるため、骨盤がねじれたり傾いたりしやすいのです。さらに、足を組む座り方も骨盤の歪みに影響を与えると言われており、特にいつも同じ足を上に組むクセがある方は注意が必要です。椅子に座るときは骨盤を立てる意識を持ち、左右対称の姿勢を心がけましょう。

足裏のアーチサポートがある靴を選びましょう

靴選びでは、以下の3つのアーチをしっかりサポートするインソールが重要になります。

  • 内側アーチ(土踏まずの部分)
  • 横アーチ(足の前部分)
  • 外側アーチ(足の外側部分)
  • かかとの安定性(歩行時の安定)
  • 衝撃吸収機能(関節への負担軽減)

特に内側アーチサポートは土踏まずを下から持ち上げ、外反足のあるO脚には必須の機能です。さらにかかとの安定性も大切で、かかとが安定していないと歩き方が歪み、O脚に近づいてしまう確率が高まります。足裏のアーチが崩れると、着地の衝撃がダイレクトに膝などの関節に伝わって悪影響を及ぼすのです。

改善には3から6ヶ月の継続が必要です

O脚の程度改善期間の目安改善内容
軽度のO脚3ヶ月程度膝の位置が正しい方向に向かい姿勢改善
中程度のO脚4〜6ヶ月程度骨盤や股関節周りの筋肉バランス調整

O脚の改善には個人差がありますが、一般的には3から6ヶ月程度の期間が必要とされています。軽度のO脚なら3ヶ月程度で膝の位置が正しい方向に向かい、姿勢も改善されることが多いです。中程度のO脚では、骨盤や股関節周りの筋肉のバランスを整えるために4から6ヶ月程度かかります。ストレッチや筋トレは毎日コツコツ続けることが何より重要で、小さな変化や進歩を見つけて自分を褒めながらモチベーションを保ちましょう。

セルフケアで改善しないときは専門家へ相談してください

数ヶ月間セルフケアを続けても変化が見られない場合や、膝の痛みが強い場合は、整形外科や整体院などの専門家に相談することをおすすめします。骨格構造に起因する問題や、脛骨の変形・捻れがある場合は、筋肉のトレーニングやストレッチだけでは根本的な改善が難しいためです。専門家は詳細な触診や必要に応じて画像検査を行い、個々の状態に合った適切なアドバイスや施術を提供してくれます。

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まとめ

O脚の改善には、内転筋の柔軟性と筋力強化が欠かせません。股割りストレッチを中心とした柔軟性向上と、ワイドスタンススクワットやサイドランジなどの筋トレを組み合わせることで、効果的にO脚にアプローチできます。

また、日常生活での歩き方や座り方の改善、適切な靴選びも重要なポイントです。つま先をまっすぐ前に向けて歩き、ペタンコ座りや横座りを避け、アーチサポートのあるインソールを使用することで、O脚の悪化を防げます。

改善には3から6ヶ月の継続が必要ですが、毎日コツコツと取り組むことで、膝の位置が正しい方向に向かい、姿勢も整っていきます。セルフケアで変化が見られない場合は、専門家に相談して適切なアドバイスを受けることをおすすめします。今日から股割りと内転筋トレーニングを始めて、理想的な脚のラインを目指しましょう。

引用元

https://stretchex.jp/5032
https://karada39.com/journal/post/genuvarum-check/
https://www.dr-air.com/wellgood/article/knock-kneed-bowlegged-simple-checks/
https://kumanomi-seikotu.com/blog/5655/
https://n-p-t.com/adductor/
https://chigasaki-shonanchiro.net/blog086/
https://tatikawa-treatment.com/column/19813/
https://yotsu-doctor.zenplace.co.jp/media/cause_list/2307/
https://croissant-online.jp/health/239458/
https://sheage.jp/article/32276
https://yogajournal.jp/26078
https://co-medical.mynavi.jp/contents/therapistplus/lifestyle/beauty/16830/
https://www.konami.com/sportsclub/magazine/hip-joint-stretch/
https://kaigo-postseven.com/100001
https://column.valx.jp/1267/
https://fmv-mypage.fmworld.net/fmv-sports/post-13703/
https://co-medical.mynavi.jp/contents/therapistplus/lifestyle/beauty/21093/
https://fmv-mypage.fmworld.net/fmv-sports/hip-addition/
https://wellulu.com/moderate-exercise/38201/
https://ufit.co.jp/blogs/training/diagonal
https://smartlog.jp/71744
https://mj-omt.com/2024/04/05/24005/
https://torapple.toyger.co.jp/kintore-stretch/
https://kumanomi-seikotu.com/blog/6021/
https://fine-foot.com/bow-leggs-insole
https://tential.jp/journals/foot/o_legs/005
https://sincellclinic.com/column/YmyybIUl


院長:高木

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