腰椎すべり症

腰椎すべり症の症例報告

腰椎すべり症とは

腰椎すべり症とは、腰の骨（腰椎）が本来の正しい位置からずれてしまう状態のことです。通常、腰椎は積み木のようにきれいに積み重なっていますが、加齢や負荷により骨同士を支える組織が弱くなると、上の骨が前方や後方にずれてしまいます。

このずれにより脊髄神経が圧迫され、腰痛や足のしびれなどの症状が現れます。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛の有訴者率は非常に高く、腰椎分離・すべり症は腰痛疾患の中で4.5%を占めています。日本の腰痛有訴率は25～35%程度とされており、特に40歳以上の女性に多く見られる傾向があります。

腰椎すべり症を放置すると、神経圧迫が進行し間欠性跛行（歩行困難）が悪化します。最初は数百メートル歩けていたのが、徐々に歩行距離が短くなり、最終的には数十メートルも歩けなくなる可能性があります。

重症化すると足の筋力低下、感覚麻痺が起こり、最悪の場合は膀胱直腸障害により排尿・排便のコントロールができなくなることもあります。日常生活に大きな支障をきたし、介護が必要になってしまうケースも少なくありません。

早期の適切な治療により、このような深刻な状態を防ぐことができます。症状を感じたら、放置せずに私たちにご相談ください。

腰椎すべり症の原因

当院にはこれまで多くの腰椎すべり症の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、腰椎すべり症の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える腰椎すべり症の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で腰椎の安定性が失われ、神経圧迫による痛みやしびれが発症すると考えられていますが、痛みの原因は別にありすべり症と因果関係がない場合も多いです。

腰椎すべり症は他の腰痛疾患とは違って画像診断で骨のずれを確認できますが、症状の程度は人それぞれです。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、腰椎すべり症の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

腰椎すべり症を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な腰椎すべり症の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。腰椎すべり症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

長期服用により胃腸障害や肝機能障害のリスクがあり、根本的な改善にはつながりません。痛み止めに依存してしまい、薬なしでは日常生活を送れなくなってしまう方も少なくありません。

神経根ブロック注射

一時的な効果しか期待できず、繰り返し注射が必要となる場合があります。注射による感染リスクや神経損傷の可能性もあり、効果の持続期間も個人差が大きいです。

コルセット装着

長期装着により腰部の筋力低下を招き、依存性が生じる可能性があります。コルセットを外すと症状が悪化してしまい、根本的な解決にはならないケースが多いです。

理学療法

効果が現れるまで時間がかかり、継続的な通院が必要となります。運動の負荷が適切でない場合、症状を悪化させてしまうリスクもあります。

手術療法

感染リスクや神経損傷の可能性があり、術後も完全な回復が保証されません。手術後に隣接する椎間板に負荷がかかり、新たな問題が生じることもあります。

腰椎すべり症を改善するために

まずはあなたの腰椎すべり症の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で腰椎すべり症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

手術を避けたい方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

腰椎すべり症のQ＆A

腰椎すべり症は自然に治りますか？

腰椎すべり症は自然治癒することはほとんどありません。しかし適切な治療により症状の改善は十分可能です。

腰椎すべり症の人がやってはいけないことは？

腰を大きく反らす動作、重い物を持つ動作、長時間の同一姿勢は症状を悪化させる可能性があります。

腰椎すべり症と腰部脊柱管狭窄症の違いは？

すべり症は骨のずれが原因で、脊柱管狭窄症は神経の通り道が狭くなる症状です。すべり症が狭窄症の原因となることもあります。

腰椎すべり症でも運動はできますか？

適切な運動は症状改善に効果的です。ウォーキングや腹筋強化運動は推奨されますが、専門家の指導が重要です。

症状が軽い時期に予防する方法はありますか？

正しい姿勢の維持、適度な運動、体重管理により症状の進行を遅らせることができます。

腰椎すべり症は遺伝しますか？

遺伝的要因もありますが、生活習慣や環境要因の影響が大きいとされています。

若い人でも腰椎すべり症になりますか？

スポーツによる疲労骨折が原因の分離すべり症は10代でも発症することがあります。

腰椎すべり症の痛みはどのくらい続きますか？

個人差がありますが、適切な治療により数週間から数ヶ月で改善することが多いです。

腰椎すべり症でも妊娠・出産は可能ですか？

多くの場合可能ですが、妊娠中は症状が悪化することがあるため、専門医との相談が必要です。

腰椎すべり症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

腰椎すべり症は決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。

当院の施術と腰椎すべり症は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

腰椎すべり症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の活動的な生活を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。

何かあれば相談できる安心感