肩の痛み

肩の痛みとは

肩の痛みとは、肩関節やその周辺の筋肉、腱、関節包などに生じる痛みの総称です。腕の付け根から肩甲骨、鎖骨周辺まで広い範囲で感じる痛みを指します。

動作時の痛みから安静時の痛みまで様々な症状があり、日常生活に大きな支障をきたします。一般的に「四十肩」「五十肩」と呼ばれる肩関節周囲炎や、腱板断裂、石灰沈着性腱板炎などが代表的な疾患として挙げられます。

厚生労働省の平成28年国民生活基礎調査によると、自覚症状として「肩こり」は男性で2位、女性で1位となっており、国民の多くが肩の症状に悩んでいることが分かります。肩関節周囲炎については、発症の平均年齢は50代で、特に女性に多く見られます。日本の人口構造を考慮すると、数百万人規模で肩の痛みに悩む方がいると推定されます。

肩の痛みを放置すると、関節の可動域がさらに制限され、日常生活動作が困難になります。特に肩関節周囲炎では、関節が固まって動かなくなる拘縮状態に進行する可能性があります。

衣服の着脱、洗髪、背中に手を回すなどの基本的な動作ができなくなってしまいます。腱板断裂の場合は、断裂部位が拡大し、肩の筋力低下や慢性的な痛みが続きます。

最終的には手術が必要になる場合もあり、身体への負担が大きくなってしまいます。また、睡眠障害による体調不良や、痛みによるストレスから精神的な負担も増大します。早期の適切な治療が重要です。

肩の痛みの原因

当院にはこれまで多くの肩の痛みの方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、肩の痛みの原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える肩の痛みの原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で肩関節の可動域減少や肩周辺の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、肩の痛みが発症します。また、肩の痛みの背景には自律神経の乱れや栄養不足などの要因も関与している場合があります。

肩の痛みを改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な肩の痛みの治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩の痛みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

根本的な原因解決にはならず、長期使用による副作用のリスクがあります。また、効果には個人差があり、症状の改善が一時的な場合が多いです。

注射療法

効果が一時的で、繰り返し注射が必要になることがあります。また、感染リスクや注射部位の痛みなどの副作用も考慮する必要があります。

理学療法

継続的な通院が必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。また、適切な負荷調整ができないと症状が悪化する可能性もあります。

手術療法

身体への負担が大きく、術後のリハビリ期間が長期にわたります。また、手術による合併症のリスクや完全な機能回復が保証されない場合があります。

肩の痛みを改善するために

まずはあなたの肩の痛みの原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で肩の痛みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

肩の痛みのQ＆A

肩の痛みは自然に治りますか？

肩関節周囲炎は1年半から2年で自然治癒すると言われてきましたが、最近の研究では半数近くの患者さんに長期間痛みが残るという報告があります。適切な治療を受けることで改善期間を短縮できます。

肩の痛みがある人がやってはいけないことは？

炎症期には無理な関節運動や過度な負荷をかけることは避けるべきです。しかし完全な安静も関節の拘縮を招くため、痛みのない範囲での適度な運動が重要です。

肩こりと五十肩の違いは何ですか？

肩こりは筋肉の緊張による症状で肩は動かせますが、五十肩は関節の炎症により痛みと動きの制限が起こる疾患です。動かせるかどうかが大きな違いです。

腱板断裂は手術しないと治らないのですか？

腱板断裂でも保存療法で改善する場合が多くあります。まずはリハビリで治療を行い、効果がなければ手術を検討するのが一般的な流れです。

夜間の肩の痛みはなぜ起こるのですか？

炎症による持続的な痛みが睡眠時の入眠困難や睡眠効率の低下を引き起こします。また、寝返りや寝姿勢により患部に負荷がかかることも原因の一つです。

肩の痛みに湿布は効果がありますか？

湿布の効果には個人差があり、明確な有効性を示すデータは限られています。副作用が少ないため選択肢の一つとなりますが、効果が見られない場合は他の治療法を検討すべきです。

何科を受診すればいいのですか？

肩を動かした際に痛みが悪化する場合は整形外科を受診しましょう。動かさなくても痛みがある場合は内臓疾患の可能性もあるため、症状が強ければ救急外来や内科の受診も検討してください。

肩の痛みの原因はどうやって特定するのですか？

問診、触診、レントゲン、MRI検査などを組み合わせて総合的に診断します。肩を専門とする整形外科医による詳細な診察が原因特定には重要です。

痛くても肩を動かした方がいいのですか？

炎症期の強い痛みがある場合は無理に動かさず、痛みのない範囲での適度な運動が推奨されます。完全な安静は関節の拘縮を招くため避けるべきです。

肩の痛みは完治しますか？

適切な治療により多くの場合改善が期待できます。ただし、症状や原因により治療期間や予後は異なるため、早期の診断と治療開始が重要です。

肩の痛みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

肩の痛みは決して珍しい症状ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と肩の痛みは非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

肩の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の活動的な生活を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。