月経前不快気分障害

月経前不快気分障害（PMDD）とは

月経前不快気分障害は、生理前になると強い気分の落ち込みやイライラ、不安感などが現れ、日常生活や人間関係に大きな影響を及ぼす状態です。生理が始まると自然と症状が軽くなるのが特徴で、単なる月経前症候群（PMS）とは異なり、精神的な症状が特に強く現れます。

日本では月経のある女性のうち約3〜8％が該当するとされ、決して珍しい症状ではありません。しかし、症状の重さから仕事や家庭生活に深刻な影響を与えることが多く、早期の対策が重要です。

月経前不快気分障害をそのままにしておくと症状が慢性化し、仕事や家庭生活に深刻な支障が出ることがあります。特に注意すべきは、人間関係のトラブルや、うつ病や不安障害など他の精神疾患を併発するリスクが高まることです。最悪の場合は自分を傷つけてしまうような思考に陥ることもあり、深刻な問題となります。

症状が長引くことで職場での評価に影響したり、家族との関係が悪化したりすることもあります。毎月繰り返される症状により、将来への不安や絶望感が強くなり、社会復帰が困難になるケースも少なくありません。

気合いで乗り越えられる、自分は大丈夫と思わずに早めに私たちにご相談ください。

月経前不快気分障害（PMDD）の原因

当院にはこれまで多くの月経前不快気分障害の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、月経前不快気分障害の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

月経前不快気分障害の原因として次のものが挙げられます。

月経前不快気分障害はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。排卵後から生理までのホルモンバランスの変化が脳に影響し、セロトニンなどの神経伝達物質の働きが低下することで発症しやすくなります。また、家族に同様の症状を持つ方がいる場合は発症リスクが高まります。

月経前不快気分障害は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、月経前不快気分障害の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

月経前不快気分障害を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な月経前不快気分障害の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。月経前不快気分障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

抗うつ薬（SSRI）の処方

副作用として眠気や吐き気、体重増加などが出ることがあり、効果にも個人差があります。長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。急に服用をやめると不眠・不安感・動悸・吐き気などの離脱症状が現れることがあります。

低用量ピルの投与

ホルモン剤による体調変化や副作用が出ることがあります。血栓症のリスクや、喫煙者や高血圧の方は使用できない場合があります。また、すべての方に効果があるわけではなく、症状が改善しない場合もあります。

漢方薬の処方

体質によって効き目に差があり、長期間の服用が必要な場合があります。効果が現れるまでに時間がかかるため、即効性を求める方には向いていません。また、他の薬との相互作用に注意が必要です。

カウンセリングや認知行動療法

継続的な取り組みが必要で、すぐに効果が出るとは限りません。患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モチベーションの維持や継続的な通院が必要になります。担当の先生との相性によっては効果を感じにくい場合があります。

睡眠薬や鎮痛薬の併用

根本的な解決にはならず、依存や副作用のリスクがあります。一時的な症状緩和にとどまり、薬をやめると症状が再発することが多いです。長期使用により効果が薄れてくることもあります。

月経前不快気分障害（PMDD）を改善するために

まずはあなたの月経前不快気分障害の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で月経前不快気分障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

月経前不快気分障害（PMDD）のQ＆A

PMDDは自然に治りますか？

自然に改善することもありますが、放置すると悪化しやすいため早めの対策が大切です。適切な治療や生活改善によって症状の軽減は可能ですが、根本的な体質改善が重要になります。

PMDDの人がやってはいけないことは？

無理な我慢や自己否定、過度な飲酒や暴飲暴食は避けてください。また、カフェインや砂糖の過剰摂取、睡眠不足なども症状を悪化させる可能性があります。

PMSとPMDDの違いは何ですか？

PMSは身体症状が中心、PMDDは精神症状が強い点が異なります。PMDDの方が症状が重く、日常生活への影響も大きくなります。当院では初回検査で詳しく鑑別を行います。

どの診療科に行けばいいの？

婦人科、心療内科、精神科のいずれでも相談可能です。まずは婦人科で身体的な問題がないか確認し、必要に応じて心療内科や精神科を紹介してもらうのが一般的です。

薬を使わずに治せますか？

軽症なら生活改善や整体で緩和することもありますが、重症は医療機関との併用がおすすめです。当院では薬に頼らない根本的な体質改善を目指しています。

仕事や家庭への影響は避けられますか？

適切な治療やサポートで影響を最小限にできます。症状の理解と対策を身につけることで、仕事や家庭生活を維持しながら改善を目指すことが可能です。

なぜ自分だけが症状が重いのか？

体質やストレス、生活環境など様々な要因が関与しています。遺伝的な要素もありますが、適切な検査と治療により改善は十分可能です。

周囲に理解してもらうにはどうすればいい？

医療機関の診断書や説明を活用するのが有効です。PMDDは病気であることを理解してもらい、必要に応じて職場や家族に配慮をお願いすることが大切です。

症状が悪化した場合どうすればいい？

早めに医療機関に相談しましょう。自分を傷つけるような考えが浮かんだ場合は、すぐに専門機関や信頼できる人に相談することが重要です。

将来妊娠や出産に影響しますか？

直接的な影響は少ないですが、心身の健康を保つためにも早めの対応が重要です。妊娠中は症状が軽くなることが多いですが、産後に再発する可能性があります。

月経前不快気分障害で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

月経前不快気分障害は決して珍しい症状ではなく、多くの女性が悩んでいるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と月経前不快気分障害は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

月経前不快気分障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。