多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）

多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群（PCOS）とは、卵巣の中で卵子を包む袋（卵胞）がうまく育たず、小さな袋がたくさん残ってしまう状態です。通常なら月に1個の卵子が成熟して排卵されますが、この病気では排卵がスムーズに起こらなくなります。

その結果、生理不順や無月経、不妊の原因となり、男性ホルモンの影響でニキビや多毛などの症状も現れることがあります。日本では生殖年齢の女性（20～45歳）の約5～8％、つまり約20人に1人がこの症状に悩んでいるとされています。

多嚢胞性卵巣症候群を放置すると、まず排卵が起こらない状態が続くため自然妊娠が困難になります。特に注意すべきは、長期間生理が来ないことで子宮内膜が異常に厚くなり、子宮体がんのリスクが大幅に上昇することです。

また、血糖値の異常をきたしやすくなり、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症する可能性も高まります。最悪の場合、将来的に妊娠が不可能になったり、重篤な病気を併発する恐れがあります。

症状が軽いからと放置せずに、早めに私たちにご相談ください。

多嚢胞性卵巣症候群の原因

当院にはこれまで多くの多嚢胞性卵巣症候群の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、多嚢胞性卵巣症候群の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える多嚢胞性卵巣症候群の原因として次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが崩れることで卵巣機能が低下し、排卵障害が起こりやすくなります。また、家族に同じ症状の方がいる場合は発症リスクが高まります。完璧主義で責任感が強い性格の方も要注意です。

当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、多嚢胞性卵巣症候群の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

多嚢胞性卵巣症候群を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な多嚢胞性卵巣症候群の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。多嚢胞性卵巣症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

ホルモン療法

根本的な体質改善にはならず、薬を止めると元の状態に戻ってしまいます。また、血栓症などの副作用リスクがあり、長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。

排卵誘発剤

多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群などの副作用があり、長期使用で効果が低下することがあります。また、強制的に排卵を促すため、卵巣への負担が大きく、卵子の質に影響を与える可能性もあります。妊娠を希望する期間のみの使用となるため、根本的な体質改善には至らず、使用を中止すると元の状態に戻ってしまいます。

メトホルミン

胃腸障害などの副作用があり、根本的な原因解決には至りません。また、効果が現れるまでに時間がかかるため、効果を実感できず、途中でモチベーションが下がってしまうケースも多いです。糖尿病の薬を使用するため、血糖値が下がりすぎる低血糖のリスクもあり、定期的な血液検査が必要になります。

腹腔鏡手術

効果は一時的で、半年から1年程度で元の状態に戻ってしまいます。また、手術による合併症のリスクもあり、全身麻酔による体への負担も考慮する必要があります。手術後も継続的な治療が必要になることが多く、根本的な解決にはならないのが現状です。

生活指導

継続的な自己管理が必要で、具体的な指導が不十分な場合が多く、一人では継続が困難です。また、その人の仕事や家庭の事情を考慮していない一般的なアドバイスしかもらうことができず、途中で挫折してしまう方も少なくありません。効果が現れるまでに時間がかかるために効果を実感できず、途中でモチベーションが下がってしまうケースも多いです。

多嚢胞性卵巣症候群を改善するために

まずはあなたの多嚢胞性卵巣症候群の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で多嚢胞性卵巣症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院で改善しなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

多嚢胞性卵巣症候群のQ＆A

多嚢胞性卵巣症候群は自然に治りますか？

体質的な要因が大きいため完全な自然治癒は難しいですが、生活習慣の改善や適切な施術により症状の大幅な改善は可能です。

多嚢胞性卵巣症候群の人がやってはいけないことは？

過度なストレス、不規則な生活、糖質の過剰摂取、運動不足は症状を悪化させるため避けるべきです。

薬を使わずに改善する方法はありますか？

カイロプラクティックによる自律神経調整、食事療法、適度な運動により、薬に頼らない改善が期待できます。

妊娠は可能ですか？

適切な治療により排卵機能が改善されれば、自然妊娠の可能性は十分にあります。

生理が来ないとがんになるって本当ですか？

長期間の無月経は子宮体がんのリスクを高めるため、早期の対処が重要です。

太っていないのになぜこの病気になるのですか？

肥満は悪化要因の一つですが、ホルモンバランスの乱れが主因のため、痩せていても発症します。

一生薬を飲み続ける必要がありますか？

根本的な体質改善により、薬に依存しない状態を目指すことは可能です。

食事で気をつけることはありますか？

血糖値の急上昇を避けるため、精製糖質を控え、良質なタンパク質と野菜を中心とした食事が効果的です。

運動は効果がありますか？

適度な有酸素運動と筋力トレーニングはインスリン抵抗性を改善し、症状の改善に有効です。

将来的に完治する可能性はありますか？

体質的な要因があるため完治は困難ですが、症状をコントロールし、正常な生活を送ることは十分可能です。

多嚢胞性卵巣症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

多嚢胞性卵巣症候群は決して珍しい病気ではなく、多くの女性が悩んでいる症状です。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。

当院の施術と多嚢胞性卵巣症候群は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

多嚢胞性卵巣症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。