不育症

不育症とは

不育症とは、妊娠はするものの、流産や死産を2回以上繰り返して結果的に赤ちゃんを得られない状態のことです。妊娠22週未満での流産を2回以上繰り返す場合や、妊娠22週以降の死産、生後1週間以内の新生児死亡が含まれます。

不育症は一つの病気ではなく、様々な原因による症状の総称として使われています。厚生労働省の研究班による調査では、日本における不育症の患者数は少なくとも30～50万人程度と推定されています。

不育症をそのままにしておくと、流産を繰り返すことで精神的なダメージが蓄積し、うつ状態や不安障害を引き起こす可能性があります。特に注意すべきは、夫婦関係にも深刻な影響を与え、お互いを責めあったり、妊娠への恐怖心から夫婦生活を避けるようになることです。

また、年齢が上がるにつれて流産率は増加するため、40歳前後では妊娠の約半数が流産するリスクが高まります。最悪の場合、子どもを持つことを諦めざるを得なくなり、生涯にわたって後悔を抱えることになります。

一人で悩みを抱え込まずに、早めに私たちにご相談ください。

不育症の原因

当院にはこれまで多くの不育症の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、不育症の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える不育症の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、ホルモンバランスが崩れることで胎盤の血流障害や免疫システムの異常が起こり、流産が繰り返されやすくなります。また、家族に不育症の方がいる場合は発症リスクが高まります。生真面目で完璧主義、自分に厳しい性格の方も要注意です。

不育症は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、不育症の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

不育症を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な不育症の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。不育症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

低用量アスピリン療法

胃腸障害や出血傾向のリスクがあり、妊娠28週以降の服用には注意が必要です。効果が現れるまで時間がかかることもあり、長期間の服用が必要になる場合があります。

ヘパリン療法

一日2回の自己注射が必要で、注射部位の発赤や腫脹、まれに重篤な副作用であるヘパリン起因性血小板減少症のリスクがあります。妊娠期間中継続する必要があり、精神的・身体的負担が大きくなります。

手術療法

手術自体のリスクがあり、術後の回復期間が必要です。手術を行わなくても出産している人も多く、必ずしも必要とは限りません。また、手術による身体への負担や費用面での問題もあります。

ホルモン療法

薬の副作用や長期服用による影響があり、専門的な管理が必要です。根本的な体質改善にはならない場合があり、薬をやめると再び症状が現れる可能性があります。

遺伝カウンセリング

染色体異常そのものを治療することはできず、精神的な負担が大きくなることがあります。カウンセリングを受けても具体的な治療法が見つからない場合も多く、不安が解消されないケースもあります。

不育症を改善するために

まずはあなたの不育症の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で不育症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院で原因がわからなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

不育症のQ＆A

不育症は自然に治りますか？

不育症の約半数は偶発的な胎児染色体異常によるもので、特別な治療を行わなくても次回妊娠で良好な経過をたどることがあります。しかし、原因によっては適切な治療が必要です。

不育症の人がやってはいけないことは？

過度なストレスや喫煙、過度の飲酒は避けるべきです。また、自己判断での薬の服用や激しい運動は控え、医師の指導のもとで生活することが重要です。

不育症と不妊症の違いは何ですか？

不妊症は妊娠しない状態、不育症は妊娠はするが流産や死産を繰り返す状態です。不妊症の治療で妊娠しても、不育症のために出産に至らない場合もあります。

1回目の妊娠で流産した場合、不育症の可能性はありますか？

1回の流産は約15%の頻度で起こる一般的な現象です。不育症の診断は2回以上の流産・死産を繰り返した場合に行われるため、1回では不育症とは診断されません。

不育症の検査はいつから受けるべきですか？

2回以上の流産・死産を経験した場合に検査を受けることが推奨されています。ただし、個人の状況により1回の流産後でも検査を行う場合があります。

不育症の治療にはどのくらいの期間がかかりますか？

原因や治療法により異なりますが、妊娠が確認されてから出産まで継続する治療が多く、約9ヶ月間の治療期間が必要です。検査期間も含めると1年以上かかることもあります。

不育症でも自然妊娠は可能ですか？

不育症は妊娠能力に問題があるわけではないため、自然妊娠は可能です。適切な治療を受けることで、自然妊娠での出産成功率を高めることができます。

年齢が高くなると不育症のリスクは上がりますか？

はい、年齢が上がるにつれて胎児の染色体異常が増加し、流産率が高くなります。40歳前後では妊娠の約半数が流産するリスクがあります。

不育症の原因が見つからない場合はどうすればよいですか？

原因不明の不育症は約25〜70%を占めます。原因が特定できなくても、体質改善や代替療法を含めた総合的なアプローチで改善を図ることが可能です。

不育症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

不育症は決して珍しい症状ではなく、多くの方が悩んでいる問題です。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と不育症は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

不育症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。