更年期障害

更年期障害とは

閉経前後の約10年間に起こる女性ホルモンの急激な減少により、日常生活に支障をきたすほどの心身の不調が現れる状態です。単なる体調不良とは異なり、ホルモンバランスの乱れが原因で発症します。

一般的に45歳から55歳頃に発症し、ホットフラッシュ、イライラ、不眠、関節痛など様々な症状が現れます。その程度や期間は個人差が大きいのが特徴です。厚生労働省の調査によると、更年期女性全体の50%から80%が何らかの症状を訴え、そのうち25%から30%が治療対象となる更年期障害と推定されています。

更年期障害をそのままにしておくと症状が慢性化し、日常生活の質が著しく低下します。特に注意すべきは、睡眠不足や慢性的な疲労により免疫力が低下し、他の病気にかかりやすくなることです。精神的な症状が悪化すると、うつ病や不安障害に発展する可能性もあります。

また、エストロゲンの急激な減少により骨密度が低下し、骨粗鬆症のリスクが高まります。最悪の場合、大腿骨頸部骨折などにより寝たきりになり、健康寿命が大幅に短縮される可能性があります。

症状が辛いからといって我慢せず、早めに私たちにご相談ください。

更年期障害の原因

当院にはこれまで多くの更年期障害の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、更年期障害の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える更年期障害の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因でホルモンバランスが乱れたり、自律神経の働きが低下することで発症しやすくなります。また、家族に更年期障害で苦しんだ方がいる場合は発症リスクが高まります。完璧主義で責任感が強く、自分に厳しい性格の方も要注意です。

当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、更年期障害の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

更年期障害を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な更年期障害の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。更年期障害は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

ホルモン補充療法（HRT）

乳がんや子宮体がんのリスクがわずかに上昇する可能性があり、定期的な検査が必要です。また、血栓症の既往がある方は使用できません。長期間の使用により副作用のリスクが高まることもあります。

漢方薬治療

効果が現れるまでに時間がかかり、体質に合わない場合は効果が期待できません。また、副作用として胃腸障害が起こることがあります。個人の体質に合わせた調整が難しく、効果を実感できずに治療を中断してしまうケースも多いです。

抗うつ薬・抗不安薬

依存性のリスクがあり、急に中止すると離脱症状が現れる可能性があります。また、眠気や倦怠感などの副作用が日常生活に影響することがあります。根本的な原因の解決にはならず、症状を一時的に抑えるだけの対症療法になってしまいます。

生活指導

継続的な実践が必要で、即効性がないため症状が重い場合は十分な効果が得られないことがあります。また、その人の仕事や家庭の事情を考慮していない一般的なアドバイスしかもらうことができず、途中で挫折してしまう方も少なくありません。

更年期障害を改善するために

まずはあなたの更年期障害の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で更年期障害の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

更年期障害のQ＆A

更年期障害は自然に治りますか？

更年期障害は一時的な症状で、ホルモンバランスが安定すれば自然に改善することが多いです。ただし、症状が重い場合は適切な治療により早期改善を図ることが重要です。

更年期障害の人がやってはいけないことは？

症状が辛い時に人生における重要な決断を避けることが大切です。また、過度なストレス、睡眠不足、偏った食事、過度な飲酒は症状を悪化させるため控えましょう。

更年期障害と自律神経失調症の違いは何ですか？

更年期障害は女性ホルモンの減少が主な原因で、特定の年齢層に起こります。自律神経失調症は年齢に関係なく、様々な原因で自律神経のバランスが崩れることで起こります。

ホルモン補充療法は安全ですか？

適切な管理のもとで行えば安全性は高いですが、乳がんや血栓症のリスクがわずかに上昇するため、定期的な検査と医師との相談が必要です。

更年期障害の症状はいつまで続きますか？

個人差がありますが、一般的に2年から5年程度で症状は軽減します。適切な治療により症状の期間を短縮し、程度を軽くすることが可能です。

更年期障害と甲状腺の病気の見分け方は？

甲状腺疾患では急激な体重変化や首の腫れが見られることが多く、血液検査で甲状腺ホルモンの値を調べることで鑑別できます。

男性にも更年期障害はありますか？

男性にもテストステロンの減少による更年期障害があります。女性ほど急激ではありませんが、疲労感や気分の落ち込みなどの症状が現れます。

更年期障害に効果的な食べ物はありますか？

大豆イソフラボンを含む食品、カルシウムやビタミンDを多く含む食品、抗酸化作用のある野菜や果物などが症状の緩和に役立つとされています。

更年期障害でも仕事を続けられますか？

適切な治療と職場の理解があれば、多くの方が仕事を続けることができます。症状に応じて働き方を調整することも重要です。

更年期障害の症状を和らげる運動はありますか？

ウォーキング、ヨガ、水泳などの有酸素運動や、筋力トレーニングが効果的です。無理のない範囲で継続することが大切です。

更年期障害で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

更年期は人生の新たなステージへの転換期です。この時期を健やかに過ごすことで、その後の人生がより豊かなものになります。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と更年期障害は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

更年期障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。