ジャンパー膝（膝蓋腱炎）

ジャンパー膝とは

ジャンパー膝とは、膝のお皿の下にある腱に炎症が起こる症状です。正式には膝蓋腱炎と呼ばれ、バレーボールやバスケットボールなどのジャンプ動作を繰り返すスポーツをする人に多く見られることから、この名前がつけられました。

膝を伸ばす筋肉の使いすぎによって、膝蓋腱に過度な負担がかかり、痛みや腫れが生じる状態を指します。スポーツ外傷・障害の調査によると、膝の障害は全スポーツ外傷の約20-30％を占めるとされています。

特に10代後半から20代前半のアスリートに多く、バレーボールやバスケットボール選手では約15-20％が経験するという報告があります。成長期のスポーツ選手を中心に、年間数万人が発症していると推定されます。

ジャンパー膝を放置すると、炎症が慢性化し痛みが長期間続くようになります。症状が進行すると、日常生活の階段昇降や歩行でも痛みを感じるようになり、最終的には膝蓋腱の部分断裂や完全断裂に至る可能性があります。

また、痛みをかばうことで他の部位に負担がかかり、腰痛や股関節痛などの二次的な問題を引き起こすリスクもあります。スポーツ選手の場合、競技復帰が困難になったり、パフォーマンスの大幅な低下を招く恐れがあります。

早期の適切な対処が、将来の健康な身体を保つために重要です。

ジャンパー膝の原因

当院にはこれまで多くのジャンパー膝の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、ジャンパー膝の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考えるジャンパー膝の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で膝蓋腱への過度な負荷や炎症が発生し、ジャンパー膝が発症しやすくなります。また、成長期の急激な身体の変化により筋肉の柔軟性が低下することも発症リスクを高めます。バレーボールやバスケットボールなどのジャンプスポーツを行う人は特に注意が必要です。

ジャンパー膝を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々なジャンパー膝の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。ジャンパー膝は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

安静・運動制限

長期間の運動休止により筋力低下や体力の減退が起こり、競技復帰時のパフォーマンス低下や再発リスクが高まります。特にスポーツ選手にとって長期間の休養は精神的な負担も大きく、チームから離れることで孤独感やストレスを感じることもあります。

アイシング療法

過度な冷却は血流を悪化させ、組織の修復を遅らせる可能性があります。また、根本的な原因解決にはならず、一時的な症状緩和に留まることが多いです。長期間のアイシングは皮膚や神経にダメージを与えるリスクもあります。

物理療法

一時的な症状緩和は期待できますが、根本的な身体の使い方や筋肉のバランスの改善には限界があります。また、効果を感じるまでに時間がかかる場合が多く、継続的な通院が必要になります。

薬物療法

症状を一時的に抑えるだけで根本治療にはならず、長期使用による副作用のリスクもあります。薬ですので当然副作用があり胃・肝臓・腎臓などに負担がかかったり、眠気・ふらつき・頭痛・口渇・消化器症状などを引き起こす場合があります。

運動療法・リハビリテーション

適切な指導者のもとで継続的に行う必要があり、自己流では悪化のリスクがあります。また、個人の体質や症状に合わせた細かな調整が難しく、画一的なプログラムでは十分な効果が得られない場合があります。

ジャンパー膝を改善するために

まずはあなたのジャンパー膝の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査でジャンパー膝の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

ジャンパー膝のQ＆A

ジャンパー膝は自然に治りますか？

軽度の場合は適切な休息により改善することもありますが、多くの場合は専門的なケアが必要です。放置すると慢性化や悪化のリスクが高まります。

ジャンパー膝の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのジャンプ動作、過度なストレッチ、長時間のアイシング、自己判断での運動再開は避けるべきです。

どのくらいの期間で治りますか？

軽度なら1-2ヶ月、重度では3ヶ月以上かかることがあります。個人差があり、適切な治療とケアの継続が重要です。

手術が必要になることはありますか？

保存療法で改善しない重度の場合や腱断裂が起こった場合には手術が検討されることがありますが、多くは保存療法で改善可能です。

再発を防ぐ方法はありますか？

適切なウォーミングアップ、筋力バランスの改善、正しいフォームの習得、定期的なストレッチが再発防止に効果的です。

痛みがある時でも運動を続けて大丈夫ですか？

痛みがある状態での運動継続は症状悪化のリスクが高いため、専門家の指導のもとで段階的に復帰することが重要です。

ジャンパー膝と成長痛の違いは何ですか？

ジャンパー膝は特定の腱の炎症による痛みで、成長痛は骨の成長に伴う広範囲の痛みです。痛む場所や性質が異なります。

テーピングやサポーターは効果がありますか？

一時的な症状軽減は期待できますが、根本的な改善にはならず、依存すると筋力低下のリスクもあります。

日常生活で気をつけることはありますか？

急激な動作を避け、適度な運動と十分な休息、バランスの良い食事を心がけ、身体を冷やさないことが大切です。

ジャンパー膝で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

ジャンパー膝は決して珍しい症状ではなく、スポーツをする多くの方が経験するものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。

当院の施術とジャンパー膝は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

ジャンパー膝は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来のパフォーマンスを取り戻し、充実したスポーツライフを送れるよう全力を尽くします。