頭のかたち

頭の形の歪みとは

頭の形の歪みとは、赤ちゃんの頭蓋骨が正常な丸い形ではなく、平らになったり左右非対称になったりする状態のことです。主に「斜頭症」「短頭症（絶壁）」「長頭症」の3つのタイプがあります。

胎内での姿勢や出産時の状況、生後の寝る姿勢などが原因で起こります。赤ちゃんの頭蓋骨は柔らかいため、継続的な圧力により変形しやすい特徴があります。

研究データによると、生後1か月の時点で約7％の赤ちゃんが重度の頭の歪みを持っているとされています。日本は乳幼児突然死症候群の予防や文化的に仰向け寝が推奨されているため、頭の歪みがある赤ちゃんは多いと推測されています。

頭の歪みを放置すると、成長とともに頭蓋骨が硬くなり、歪んだ形のまま固定されてしまいます。特に注意すべきは、将来的に好きな髪型にできない、帽子やヘッドフォンが合わない、顔面の左右差が目立つなどの整容的な問題が生じることです。

また、耳の位置のずれや歯並びの問題も起こりえます。最悪の場合、自尊心の低下やいじめの原因となり、一生の悩みとなる可能性があります。

早期に適切な対処を行うことで、これらの問題を予防することができます。お子様の将来のためにも、気になる症状があれば専門家にご相談することをお勧めします。

頭の形の歪みの原因

当院にはこれまで多くの頭の形の歪みでお悩みの方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、頭の形の歪みの原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える頭の形の歪みの原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で頭蓋骨の変形や筋肉の緊張、神経系への影響などが発生し、頭の形の歪みが発症しやすくなります。また、家族に頭の形の歪みがある場合は発症リスクが高まることもあります。

頭の形の歪みは他の症状とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、頭の形の歪みがあるお子様の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

頭の形の歪みを改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な頭の形の歪みの治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。頭の形の歪みは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

理学療法・体位変換指導

効果が限定的で、重度の変形には改善が期待できない場合があります。継続的な取り組みが必要で、保護者の負担も大きくなります。また、効果が現れるまでに時間がかかるために効果を実感できず、途中でモチベーションが下がってしまうケースも多いです。

ヘルメット治療

高額な自費診療で経済的負担が大きく、皮膚トラブルのリスクがあります。24時間装着が必要で、長期的な効果についてはまだ不明な点があります。また、お子様の成長に合わせてヘルメットの調整が必要で、頻繁な通院が必要になります。

経過観察

改善しない場合の対処が遅れる可能性があり、治療適応時期を逃すリスクがあります。保護者の不安が解消されず、精神的な負担が続くことも少なくありません。

手術治療

侵襲的な治療で合併症のリスクがあり、全身麻酔が必要となります。手術後の回復期間も長く、お子様と保護者の方への負担が大きくなります。

頭の形の歪みを改善するために

まずはお子様の頭の形の歪みの原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で頭の形の歪みの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

お子様の頭の形の歪みでお悩みの方、ヘルメット治療以外の選択肢をお探しの方も諦めずに私たちにご相談ください。

頭の形の歪みのQ＆A

頭の形の歪みは自然に治りますか？

軽度の場合は成長とともに改善することもありますが、重度の変形は自然治癒が期待できません。早期の適切な対処が重要です。

頭の形が歪んでいる赤ちゃんがやってはいけないことは？

常に同じ姿勢で寝かせることは避け、適度な体位変換と腹ばい時間の確保が大切です。放置は最も避けるべきことです。

ヘルメット治療はいつから始めるべきですか？

生後6か月以内の開始が効果的とされています。頭蓋骨が硬くなる前の早期治療が重要です。

治療費はどのくらいかかりますか？

ヘルメット治療は自費診療で高額になりがちですが、当院では根本原因にアプローチする施術を提供しています。

斜頭症と短頭症の違いは何ですか？

斜頭症は左右非対称な歪み、短頭症は後頭部が平らになる状態です。それぞれ原因と対処法が異なります。

頭の形の歪みは遺伝しますか？

遺伝的要因よりも環境的要因（寝る姿勢など）が主な原因とされています。適切な対処により改善可能です。

何科を受診すればいいですか？

小児科や形成外科、頭の形外来が一般的ですが、根本原因を探るためには全身のバランスを診る専門家への相談も有効です。

治療期間はどのくらいですか？

ヘルメット治療では約6か月間の装着が一般的ですが、当院のアプローチでは個人差があります。

副作用や合併症はありますか？

ヘルメット治療では皮膚トラブルのリスクがありますが、当院の施術は非侵襲的で安全性が高い方法です。

セカンドオピニオンは必要ですか？

治療選択に迷う場合は複数の専門家の意見を聞くことをお勧めします。当院でも相談を承っています。

頭の形の歪みで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

頭の形の歪みは決して珍しい症状ではなく、多くの赤ちゃんに起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と頭の形の歪みは非常に相性がよく、これまで何か月も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

頭の形の歪みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。お子様が健やかに成長し、ご家族が安心して過ごせるよう全力を尽くします。