子宮内膜症

子宮内膜症とは

子宮内膜症とは、本来子宮の内側にある子宮内膜という組織が、子宮以外の場所で増殖してしまう病気です。卵巣、腹膜、腸などの異常な場所にできた内膜組織も、正常な子宮内膜と同じように女性ホルモンの影響を受けて月経周期に合わせて厚くなったり出血したりします。

しかし、体外に排出されないため、周囲の組織と癒着や炎症を起こして強い痛みを引き起こします。厚生労働省の統計によると、平成26年度の子宮内膜症推計患者数は47,000人とされていますが、実際の患者数は推計260万人以上と考えられています。

30～34歳の女性にピークが認められ、多くの女性が悩んでいる疾患です。

子宮内膜症を放置すると、月経のたびに病変が進行し、激しい生理痛や慢性的な骨盤痛が悪化します。特に注意すべきは、卵巣にできたチョコレート嚢胞が破裂するリスクや、約0.7％の確率で卵巣がんに変化する可能性があります。また不妊症の原因となり、正常女性の妊娠率15～20％に対し、子宮内膜症患者では2～10％まで低下します。

日常生活に支障をきたし、仕事や人間関係にも深刻な影響を与える可能性があります。痛みが慢性化すると、生活の質が著しく低下し、精神的な負担も大きくなります。

最悪の場合、将来の妊娠の可能性を失うことにもなりかねません。症状を我慢し続けることは病気の進行を招くため、早めに私たちにご相談ください。

子宮内膜症の原因

当院にはこれまで多くの子宮内膜症の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、子宮内膜症の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える子宮内膜症の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因でホルモンバランスが乱れたり、自律神経の働きが低下することで発症しやすくなります。また、家族に子宮内膜症の方がいる場合は発症リスクが高まります。生真面目で完璧主義、自分に厳しい性格の方も要注意です。

当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、子宮内膜症の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

子宮内膜症を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な子宮内膜症の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。子宮内膜症は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

ホルモン療法は更年期障害様の副作用（ホットフラッシュ、骨粗鬆症など）があり、長期使用に制限があります。また対症療法のため根本的な治癒は期待できません。薬ですので当然副作用があり胃・肝臓・腎臓などに負担がかかったり、眠気・ふらつき・頭痛・口渇・消化器症状などを引き起こす場合があります。

鎮痛剤治療

胃腸障害や肝機能障害のリスクがあり、長期使用により効果が減弱する可能性があります。一時的に炎症を抑えるだけで、根本的な原因が改善するわけではありません。

腹腔鏡手術

手術リスクがあり、再発の可能性も否定できません。また妊娠を希望する場合は卵巣機能への影響も考慮する必要があります。患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モ

根治手術

妊娠の可能性を完全に失い、術後のホルモン補充療法が必要になる場合があります。1回の手術だけでは十分な効果が得られない場合が多く、複数回の手術が必要になることもあります。

子宮内膜症を改善するために

まずはあなたの子宮内膜症の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で子宮内膜症の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

子宮内膜症のQ＆A

子宮内膜症は自然に治りますか？

残念ながら自然治癒は期待できません。閉経後にエストロゲンの分泌が減少すると症状は軽快しますが、それまでは適切な治療が必要です。

子宮内膜症の人がやってはいけないことは？

激しい運動や重いものを持つことは避け、ストレスを溜めすぎないよう注意が必要です。また症状を我慢し続けることは病気の進行を招きます。

子宮内膜症は遺伝しますか？

現在のところ遺伝性の病気ではないとされていますが、家族に患者がいると発症リスクが高くなる傾向があります。

妊娠すると子宮内膜症は治りますか？

妊娠中は月経が止まるため症状は軽快しますが、出産後に月経が再開すると症状も戻る可能性があります。

子宮内膜症でも妊娠できますか？

適切な治療により妊娠の可能性は高まります。ただし不妊の原因となることもあるため、早期の治療が重要です。

生理痛と子宮内膜症の痛みの違いは？

子宮内膜症の痛みは年々悪化し、生理以外の時期にも痛みが続くことが特徴です。また鎮痛剤が効きにくい傾向があります。

子宮内膜症は癌になりますか？

卵巣にできたチョコレート嚢胞は約0.7％の確率で卵巣癌に変化する可能性があるため、定期的な検査が必要です。

手術以外に治療法はありますか？

薬物療法やホルモン療法、代替医療など様々な選択肢があります。症状や年齢に応じて最適な治療法を選択することが大切です。

閉経すれば子宮内膜症は治りますか？

閉経によりエストロゲンの分泌が減少すると、多くの場合症状は軽快します。しかし完全に治癒するわけではありません。

子宮内膜症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

子宮内膜症は決して珍しい病気ではなく、多くの女性が悩んでいるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。

当院の施術と子宮内膜症は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

子宮内膜症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。