ジストニア

ジストニアとは

ジストニアとは、自分の意思とは関係なく筋肉が勝手に収縮し続けてしまう病気です。単なる筋肉の緊張とは異なり、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで発症します。

この筋肉の異常な収縮により、体の一部がねじれたり、異常な姿勢になったり、思うように動かせなくなったりします。脳の運動をコントロールする部分に何らかの異常が生じることで起こると考えられており、患者さんごとに症状の現れ方や影響を受ける部位が異なるのが特徴です。

ジストニアをそのままにしておくと症状が悪化し、仕事や家事など日常生活や人間関係にも影響が出ます。特に注意すべきは、症状が徐々に進行し、社会生活に深刻な支障をきたすリスクが高まることです。書痙の場合は文字が全く書けなくなり、事務職や学業の継続が困難になります。

痙性斜頸では首の痛みが慢性化し、外出も困難になることがあります。眼瞼痙攣では視力に影響し、運転や読書ができなくなる場合もあります。最悪の場合、休職や失職に追い込まれ、社会的な孤立や精神的な負担から不安やうつ病を併発する可能性もあります。

一人で悩まず、症状を感じたら早めに私たちにご相談ください。

ジストニアの原因

当院にはこれまで多くのジストニアの方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、ジストニアの原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考えるジストニアの原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で自律神経が乱れたり、脳の運動調節ネットワークに異常が生じることで発症しやすくなります。また、家族にジストニアの方がいる場合は発症リスクが高まります。完璧主義で責任感が強く、自分に厳しい性格の方も要注意です。

当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、ジストニアの方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

ジストニアを改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々なジストニアの治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。ジストニアは豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

効果が限定的で、副作用として眠気や認知機能の低下が生じる場合があります。根本的な治療ではなく、症状の抑制にとどまります。長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。

ボツリヌス毒素注射

効果は一時的で3～6ヶ月ごとに繰り返し注射が必要です。注射部位の痛みや筋力低下などの副作用が起こることがあります。また、注射を繰り返すことで抗体ができてしまい、効果が薄れてくる場合もあります。

脳深部刺激療法（DBS）

外科手術が必要で、感染や出血などの手術リスクがあります。機器の故障や調整が必要な場合もあり、高額な医療費がかかります。また、電極の位置がずれたり、刺激の強さが適切でない場合には、効果が得られないことがあります。手術後も定期的な通院が必要で、電池交換などのメンテナンスも必要になります。

理学療法・作業療法

継続的な通院が必要で、効果を実感するまでに時間がかかります。症状によっては改善が限定的な場合もあります。患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モチベーションの維持や継続的な努力が求められます。ただし、理学療法だけでは改善は難しく、他の治療法との併用が必要になることが多いです。

ジストニアを改善するために

まずはあなたのジストニアの原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査でジストニアの原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

ジストニアのQ＆A

ジストニアは自然に治りますか？

ジストニアは基本的に自然治癒は期待できない疾患です。適切な治療により症状の改善は可能ですが、放置すると進行する可能性があるため、早期の専門的な対応が重要です。

ジストニアの人がやってはいけないことは？

症状を悪化させる特定の動作や姿勢は避けるべきです。また、過度なストレスや疲労、無理な運動は症状を増悪させる可能性があるため注意が必要です。

ジストニアは遺伝しますか？

遺伝性のジストニアも存在しますが、すべてが遺伝するわけではありません。家族歴がある場合は医師に相談し、適切な検査を受けることをお勧めします。

ジストニアと診断されましたが、完治する可能性はありますか？

完治は困難ですが、適切な治療により症状の大幅な改善は期待できます。早期発見・早期治療により、日常生活への影響を最小限に抑えることが可能です。

ストレスがジストニアを悪化させるのは本当ですか？

はい、ストレスは症状を悪化させる要因の一つです。リラクゼーション法やストレス管理により、症状の軽減につながる場合があります。

ジストニアの症状は進行しますか？

個人差がありますが、適切な治療を行わないと症状が進行する可能性があります。早期の専門的な治療により進行を抑制することが重要です。

他の病気と間違われやすいのはなぜですか？

ジストニアは症状が多様で、精神的な問題と誤解されることもあります。専門医による正確な診断が必要で、セカンドオピニオンも有効です。

ジストニアに効果的な運動や体操はありますか？

症状に応じた適切な運動療法は効果的ですが、自己判断は危険です。専門家の指導のもとで行うことが重要です。

食事や生活習慣で気をつけることはありますか？

バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動、ストレス管理が症状の安定に役立ちます。規則正しい生活リズムを心がけましょう。

セカンドオピニオンを受けるべきでしょうか？

ジストニアは診断が困難な場合があるため、納得のいく説明が得られない場合はセカンドオピニオンを受けることをお勧めします。

ジストニアで悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

ジストニアは決して珍しい病気ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。

当院の施術とジストニアは非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

ジストニアは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。