ぎっくり背中

ぎっくり背中とは

ぎっくり背中とは、突然背中に激しい痛みが走る症状で、正式には「筋・筋膜性疼痛症候群」と呼ばれます。背中の筋肉や筋膜が過度なストレスや急な動作により軽い肉離れのような状態になり、胸の真裏あたりの背部に激痛が生じます。

ぎっくり腰と似ていますが、痛む場所が腰部ではなく背中である点が異なります。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、腰痛に次いで肩こりや背中の痛みは日本人の体の不調の上位を占めており、特にデスクワーク従事者の増加により背部痛で悩む人は年々増加傾向にあります。

正確な統計はありませんが、筋骨格系疾患全体では成人の約30％が何らかの症状を抱えているとされています。特に30代から40代の働き盛りの方に多く見られる症状です。

ぎっくり背中を放置すると、脳や脊椎に悪影響を与える可能性があります。筋肉の損傷によって起こるため、放置すると痛みに敏感になったり、将来的には動きに制限が生じる場合があります。

慢性的な痛みは心身の消耗を引き起こし、不眠症、食欲不振、集中力低下、イライラなどの症状を引き起こし、うつ傾向につながることがあります。また、背中の筋肉が縮んでしまい、常に猫背の状態になり、内臓の機能低下が起こる可能性もあります。

いつ起こるかわからないぎっくり背中の不安で、日常生活の様々な動きに制限をするようになり、生活の質が大きく低下する恐れもあります。

ぎっくり背中の原因

当院にはこれまで多くのぎっくり背中の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、ぎっくり背中の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考えるぎっくり背中の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で背部関節の可動域減少や背中の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、痛みやこわばりが出ます。さらに、背中への血流が不足することで細胞の再生や新陳代謝が上手くいかなくなり、症状を発生させます。

それは人によって違い、単に電気をかけたり冷やしたりするだけでは、全ての問題は取り切れません。薬を飲んでも原因が残ったままでは、すぐに症状は再発してしまいます。

ぎっくり背中を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々なぎっくり背中の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。ぎっくり背中は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

痛み止めや湿布は一時的な効果で、根本的な解決にはなりにくいです。長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。

冷却や温熱療法

自己判断で行うと症状が悪化する場合があります。発症直後の炎症期は冷却が基本ですが、状態によって判断が必要で、専門家による適切な診断と指導が重要です。

リハビリや運動療法

正しく行わないと逆に痛みが強くなることがあります。患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モチベーションの維持や継続的な通院が必要になります。

注射療法

副作用や再発のリスクがあり、頻繁には行えません。1回の注射だけでは十分な効果が得られない場合が多く、複数回の施術が必要になることがあります。

ぎっくり背中を改善するために

まずはあなたのぎっくり背中の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査でぎっくり背中の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

ぎっくり背中のQ＆A

ぎっくり背中は自然に治りますか？

軽度であれば自然治癒も可能ですが、適切な処置を行わないと再発リスクが高まります。早期の専門的な治療により、根本的な改善と再発防止が期待できます。

ぎっくり背中の人がやってはいけないことは？

無理な動作や重いものを持つこと、自己判断での温冷療法は避けてください。また、痛みを我慢して無理に動き続けることは症状を悪化させる可能性があります。

ぎっくり背中とぎっくり腰の違いは何ですか？

痛む部位が異なります。ぎっくり腰は腰部周辺、ぎっくり背中は胸の真裏あたりの背部が痛みます。どちらも筋肉の損傷による急性の痛みという点では共通しています。

どのくらいの期間で治りますか？

一般的に5日から2週間程度とされていますが、適切な治療を受けることで回復期間を短縮できます。放置すると慢性化する可能性があるため早期治療が重要です。

再発を防ぐ方法はありますか？

日常的なストレッチ、正しい姿勢の維持、適度な運動、身体を冷やさないことが重要です。また、根本的な身体のバランスを整えることで再発リスクを大幅に減らせます。

何科を受診すればよいですか？

整形外科での検査も重要ですが、筋肉や筋膜の問題に特化した整体院やカイロプラクティック院での根本治療がより効果的な場合が多いです。

温めるべきか冷やすべきか分からない

発症直後の炎症期は冷却が基本ですが、状態によって判断が必要です。専門家による適切な診断と指導を受けることをお勧めします。

仕事を休む必要がありますか？

痛みの程度によりますが、無理をして悪化させるより、適切な治療を受けて早期回復を目指す方が結果的に仕事への影響を最小限に抑えられます。

マッサージを受けても大丈夫ですか？

炎症期の強いマッサージは症状を悪化させる可能性があります。専門的な知識を持った施術者による適切な手技療法が必要です。

完治は可能ですか？

適切な治療により完治は十分可能です。ただし、根本的な原因を改善しなければ再発の可能性があるため、総合的なアプローチが重要です。

ぎっくり背中で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

ぎっくり背中は決して珍しい症状ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術とぎっくり背中は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

ぎっくり背中は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。