副腎疲労症候群

副腎疲労症候群とは

副腎疲労症候群とは、腎臓の上にある小さな臓器である副腎が、長期間にわたる過度なストレスによって疲弊し、ストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールを適切に分泌できなくなった状態です。単なる疲労感とは異なり、身体本来の回復機能が低下することで発症します。

その結果、慢性的な疲労感や気分の落ち込み、集中力低下など、日常生活に支障をきたす様々な症状が現れます。厚生労働省の調査によると、日本国内の慢性疲労を感じている人は約7234万人で、人口のおよそ8割が疲れを感じているという結果が出ています。

副腎疲労症候群をそのままにしておくと症状が悪化し、作業量や活動量の著しい低下により日常生活に深刻な支障をきたします。特に注意すべきは、思考力や注意力の低下から思わぬ事故を招く危険性が高まることです。症状を無視して無理を続けると、突然起きられなくなり、職場や学校に行けなくなることもあります。

症状が長引くことで症状固定と呼ばれる状態になり、治療しても回復に時間がかかることもあります。最悪の場合、うつ病や不眠症などの精神疾患、生活習慣病といったストレス関連疾患を引き起こし、社会復帰が困難になる可能性があります。

気合いで乗り越えられる、自分は大丈夫と思わずに早めに私たちにご相談ください。

副腎疲労症候群の原因

当院にはこれまで多くの副腎疲労症候群の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、副腎疲労症候群の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

当院の考える副腎疲労症候群の原因としては次のものが挙げられます。

これらの原因で副腎が疲弊し、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌が低下することで発症しやすくなります。また、完璧主義で責任感が強く、自分に厳しい性格の方も要注意です。

副腎疲労症候群は他の病気とは違って病院の画像診断や血液検査などではわかりません。当院ではメタトロンという機械を用いて検査を行いますが、副腎疲労症候群の方の測定結果には特徴的な傾向があることを発見し、上記の原因が複数存在していることが分かりました。

副腎疲労症候群を改善するためにはこんがらがった糸をほどいていくように、これらの原因に対してひとつひとつ丁寧に対応していくことが重要になります。

これまで様々な副腎疲労症候群の治療をして改善しなかったとしても諦める必要はありません。副腎疲労症候群は豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

薬物療法

根本的な原因である副腎の疲労を改善するものではなく、症状を一時的に抑えるだけの対症療法となります。副作用や依存性のリスクもあり、長期間同じ薬を使用し続けると体が慣れてきてしまい、徐々に強い薬を使わなくてはいけなくなってしまいます。

薬ですので当然副作用があり胃・肝臓・腎臓などに負担がかかったり、眠気・ふらつき・頭痛・口渇・消化器症状・筋肉の緩みなどを引き起こす場合があります。

生活指導

一般的なアドバイスにとどまり、個人の体質や状態に合わせた具体的な改善策が提示されないことが多いです。三食しっかり食べる・適度な運動・早寝早起きなどその人の仕事や家庭の事情を考慮していない一般的なアドバイスしかもらうことができず、途中で挫折しまう方も少なくありません。

また、効果が現れるまでに時間がかかるために効果を実感できず、途中でモチベーションが下がってしまうケースも多いです。

精神科・心療内科への紹介

副腎疲労という根本原因が見逃され、精神的な問題として処理されてしまう可能性があります。患者さん自身が主体的に取り組む必要があるため、モチベーションの維持や継続的な通院が必要になります。

担当の先生との相性やカウンセリングの内容によっては効果を感じにくい場合や、治療方針に納得できず転院を繰り返してしまうケースがあります。

対症療法

症状を抑えるだけで根本的な解決にならず、長期的には症状が悪化する可能性があります。1回の処方だけでは十分な効果が得られない場合が多く、複数回の通院が必要になります。

ただし、対症療法だけでは改善は難しく、他の治療法との併用が必要になることが多いです。

副腎疲労症候群を改善するために

まずはあなたの副腎疲労症候群の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査で副腎疲労症候群の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

副腎疲労症候群のQ＆A

副腎疲労症候群は自然に治りますか？

副腎疲労症候群は適切な対処をしなければ自然治癒は困難です。生活習慣の改善と専門的なアプローチが必要で、根本原因を取り除くことが重要です。

副腎疲労症候群の人がやってはいけないことは？

過度なカフェイン摂取、夜更かし、激しい運動、ストレスの多い環境に長時間いることは避けるべきです。また無理をして頑張り続けることも症状を悪化させます。

病院で検査を受けても異常がないのに体調不良が続くのはなぜ？

一般的な血液検査では副腎の機能低下を正確に測定できないためです。副腎疲労は専門的な検査が必要で、従来の医学では見落とされがちな状態です。

うつ病と副腎疲労症候群の違いは何ですか？

うつ病は精神的な症状が主体ですが、副腎疲労症候群は身体的な疲労感や朝起きられないなどの症状が特徴的です。根本原因も異なります。

どのような検査で副腎疲労症候群がわかりますか？

唾液中のコルチゾール検査や尿中有機酸検査、ストレスホルモン検査などの専門的な検査により、副腎の機能状態を詳しく調べることができます。

副腎疲労症候群の改善にはどのくらいの期間がかかりますか？

個人差がありますが、軽度の場合は数ヶ月、重度の場合は1年以上かかることもあります。継続的な取り組みが重要で、段階的な改善が期待できます。

食事で気をつけることはありますか？

血糖値を安定させるため、精製糖や加工食品を避け、良質なタンパク質と野菜を中心とした食事を心がけることが大切です。規則正しい食事時間も重要です。

サプリメントは効果がありますか？

ビタミンB群、ビタミンC、マグネシウム、亜鉛などの栄養素は副腎の回復に有効ですが、個人の状態に合わせた適切な選択と摂取量の調整が必要です。

運動はした方がいいですか？

軽度な有酸素運動やストレッチは有効ですが、激しい運動は副腎に負担をかけるため避けるべきです。体調に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。

家族に理解してもらうにはどうすればいいですか？

副腎疲労症候群について正しい情報を共有し、見た目では分からない症状であることを説明することが重要です。専門家からの説明も効果的です。

副腎疲労症候群で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

副腎疲労症候群は決して珍しい症状ではなく、誰にでも起こりうるものです。症状に悩んでいるのはあなただけではありません。私自身も小児喘息で苦しんだ経験から、健康の大切さを痛感しています。

当院の施術と副腎疲労症候群は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

副腎疲労症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の活力を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。