もやもや病

もやもや病とは

もやもや病とは、脳に血液を送る重要な血管である内頚動脈が原因不明で徐々に細くなったり詰まったりする病気です。血管が狭くなることで脳への血流が不足し、その代償として脳の底部に細い異常血管がたくさん発達します。

この細い血管群が脳血管撮影で「もやもや」とした煙のように見えることから、この名前がつけられました。2003年の全国疫学調査によると、日本でのもやもや病患者数は約7,700人と推計され、有病率は人口10万人あたり6.03人となっています。

もやもや病を放置すると、脳血流の不足により一過性脳虚血発作が頻発し、最終的には脳梗塞を引き起こすリスクが高まります。また、代償的に発達した細い血管は破れやすく、脳出血を起こす可能性があります。

出血型の場合、年間約7％の確率で再出血が起こり、5年間では3人に1人が再出血を経験するとされています。重篤な場合には意識障害や生命に関わる状況に至ることもあります。

症状が軽いからといって放置せず、早めに専門的な治療を受けることが重要です。

もやもや病の原因

当院にはこれまで多くのもやもや病の方が来院しています。臨床実績から断言できるのは、もやもや病の原因は一つではなく、いくつかの原因が複合しているということです。

もやもや病の原因として次のものが挙げられます。

もやもや病はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。RNF213という遺伝子の変異がもやもや病の発症に関与していることが判明していますが、この遺伝子に異常があっても必ず発症するわけではありません。患者の10～20％程度に家族内発症が見られ、親や兄弟姉妹にも同じ病気の方がいる可能性があります。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。もやもや病でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

病院で行う主な治療は以下の通りです。

内科的治療（抗血小板剤）

効果には限界があり、症状の根本的な改善は期待できません。また、出血リスクが高まる可能性があります。長期間の服用により胃腸障害や肝機能障害などの副作用が現れることもあります。

外科的治療（バイパス手術）

全身麻酔下での開頭手術が必要で、手術自体にリスクが伴います。また、術後の回復期間も長期間必要です。手術による合併症のリスクもあり、必ずしも症状の改善が保証されるわけではありません。

経過観察

積極的な治療を行わないため、症状の進行を防ぐことができず、患者の不安が続きます。定期的な検査は必要ですが、症状の改善には直接的な効果がありません。

血圧管理

薬物による血圧コントロールは副作用を伴う場合があり、根本的な解決にはなりません。血圧を下げすぎると脳血流がさらに低下する可能性もあります。

もやもや病を改善するために

まずはあなたのもやもや病の原因を明らかにします。医療業界では検査9割、施術1割と言われているように、改善できるかは真の原因を見つけられるかどうかにかかっています。

当院は、一般的な病院や治療院では行っていない独自の検査でもやもや病の原因を見つけ出します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

当院では国家資格を持つ先生が責任をもって担当しますのでご安心ください。

当院ではメタトロンやAI姿勢分析ソフトなどの最先端機器で身体の状態を数値化し、視覚的にわかりやすく説明します。また、医療機関と提携し血液検査の実施や栄養状態の解析を行い、生活習慣のアドバイスをしています。

手術を勧められている方や手術に不安を感じている方、病院での治療で効果を感じられなかった方も諦めずに私たちにご相談ください。

もやもや病のQ＆A

もやもや病は自然に治りますか？

もやもや病は進行性の疾患であり、自然治癒は期待できません。適切な治療と生活習慣の改善により症状の進行を抑制することが重要です。

もやもや病の人がやってはいけないことは？

激しい運動、過度の深呼吸、脱水状態、急激な温度変化、喫煙、過度のストレスは症状を悪化させる可能性があるため避けるべきです。

手術以外に治療法はありますか？

当院では、身体の根本的なバランスを整えるカイロプラクティック施術と、メタトロンを用いた総合的なアプローチで症状改善を目指しています。

遺伝する病気なのでしょうか？

家族内発症は10～20％程度見られますが、必ず遺伝するわけではありません。遺伝的素因に環境要因が加わって発症すると考えられています。

妊娠・出産は可能ですか？

適切な管理下であれば妊娠・出産は可能ですが、専門医との綿密な相談と計画的な管理が必要です。出産時は全身麻酔での帝王切開が推奨されることが多いです。

日常生活で気をつけることはありますか？

水分補給を心がけ、適度な運動に留め、ストレス管理を行うことが大切です。また、定期的な検査による経過観察も重要です。

症状が出た時の対処法は？

症状が出た際は安静にし、深呼吸を避け、水分補給を行います。症状が長時間続く場合は速やかに医療機関を受診することが必要です。

完治する可能性はありますか？

現在の医学では完治は困難とされていますが、適切な治療により症状の改善と進行の抑制は可能です。当院では根本的な体質改善を目指しています。

類もやもや病との違いは何ですか？

類もやもや病は神経線維腫症やダウン症などの基礎疾患に伴って起こるもので、原因不明の真のもやもや病とは区別されますが、治療法は基本的に同じです。

症状の進行を止めることはできますか？

完全に進行を止めることは困難ですが、適切な治療と生活習慣の改善により進行を大幅に遅らせることは可能です。早期の対応が重要です。

もやもや病で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けてこのような変化がありました。

もやもや病は確かに難しい病気ですが、適切なアプローチにより症状の改善は十分に期待できます。当院では、あなたの症状に真摯に向き合い、最適な治療プランを提案いたします。

当院の施術ともやもや病は非常に相性がよく、これまで何年も悩んでいた症状が劇的に改善するケースも見られます。

もやもや病は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。あなたが本来の笑顔を取り戻し、充実した日々を送れるよう全力を尽くします。