湘南カイロは1987年に開設され、私自身も臨床歴10年以上、
2005年に茅ヶ崎駅前に茅ヶ崎治療室を開院して以来
これまでたくさんの変形性股関節症の患者さんを施術してきました。
変形性股関節症でお困りの方へ
当院の変形性股関節症の治療方針について書きましたので、お読み下さい。
変形性股関節症とは?原因はなに?
変形性股関節症とは先天性・後天性の疾病や外傷(ケガ)によって
関節の構造が破綻をきした状態を言います。
非炎症性の病気です。
関節軟骨の変性・磨耗によって、周囲の骨と滑膜組織に変形が起こり
更にそれを修復する反応が同時に起きています。
すなわち、すり減ったり、骨を過剰に形成してすり合わせに不具合が生じ
関節が変形していきます。
運動障害から日常生活に障害をきたす股関節疾患で、
原因は大きく一次性と二次性に分けられます。
●発症の原因
一次性:明らかな原因はなく関節が破壊されているもの。
これは関節軟骨の細胞が老齢化してしっかり働かなくなったためです。
欧米では90%を占めています。
二次性:発育性股関節形成不全(以前先天性股関節脱臼と呼ばれていた病気)、
臼蓋形成不全、化膿性股関節炎、大腿骨頚部骨折、
股関節脱臼などの外傷により二次的に発症した病気。
日本では80%以上を占める。
変形性股関節症の発症しやすい年齢は?
発症する時期は10代から老年まで様々ですが、
しかし臼蓋形成不全等があっても10代・20代の頃は痛みなどの不具合を感じないことが多く、
30~40代で変形性股関節症を発症することが多いようです。
また、「臼蓋形成不全」が女性に多いこともあり、
変形性股関節症も女性に起こりやすい病気です。
変形性股関節症の症状
股関節は、骨盤の腸骨とももの付け根の大腿骨で構成されています。
股関節は球関節という構造でスケートの浅田真央ちゃんみたいに、
足を上げたり開いたり関節の可動域は柔らかければ自由自在です。
ところが、変形性股関節症になってしまうと、
その症状は座っていて立つ時の痛みや歩行時の痛み、
酷くなると就寝時の痛みや脚を伸ばして眠れないなどの症状です。
その他のよくある症状を挙げていきます。
・股関節に動作する前の初動時痛
・動きの制限 ・跛行(足を引きずって歩く事) が症状になります。
変形性股関節症は変形の程度により初期・進行期・末期と分けられますが
日常生活に支障が出ると末期の可能性もありますので
早めに医療機関を受診してください。
一般的な変形性股関節症の治療法
病院では貼り薬や痛い止めが処方されますが、
それが効かず痛みがひどくなると 手術を勧められます。
ほかにも、保存療法・杖の使用・ダイエット・筋力強化や
関節可動域訓練・痛み止め・手術が一般的な治療法だと思います。
痛みを我慢しながら、お薬に頼る生活ってつらいですよね。
今のままだと今後の生活も不安ですよね。
私たちはそういう患者さんを多く見てきました。
もし上記の治療でも改善しない、
症状改善するならそれ以外の治療も試してみたいと思うなら
当院の治療は解決の糸口になるかもしれません。
まず当院で「お薬、手術以外の治療」をお試しください。
どういう風に改善させてきたか当院の治療法をお伝えします。
当院の治療法
当院には手術だけはしたくない、という方が来院されます。
●当院が考える変形性股関節症の痛みの原因
①骨盤の歪み。
これは股関節は骨盤と大腿骨の関節ですから
骨盤が歪むことで股関節が歪むからです。
病院では股関節のレントゲンは撮りますが、骨盤は見ません。
患部ばかりに気を取られて他を見ていないのです。
しかも、手術はできても骨盤の歪みを調整する技術はありません。
②股関節を動かす筋肉が緊張し硬くなることで痛みが出ます。
ほとんどの方は股関節を動かす時、立ったり座ったりや歩行時に痛みが出ます。
関節を動かすのはどこでしょう。 そうです、筋肉です。
骨と骨の連結部分が関節、でも骨だけでは動くことが不可能です。
関節をまたいで付着しているのが筋肉です。
筋肉が収縮して骨を動かすことで関節が動きます。
動く時に痛いのはその筋肉が痛みを出しているのです。
それには2つの理由があります。
1つは筋肉痛を思い出して下さい。
使いすぎて筋肉痛になると、その筋肉を使うと(収縮させると)痛みが出ます。
収縮痛:筋肉が緊張して硬くなると(トリガーポイントの形成)
伸びなくなります。
柔軟体操をした時に、硬い筋肉をストレッチすると痛いですよね。
伸張痛:強いストレッチ(私はこれを根性ストレッチを呼んでいます)をすると
筋肉に負担がかかり、筋肉は防御作用で返って緊張してしまいます。
ストレッチをしているわりに身体が柔らかくならないのはそのためです。
歩く時に付け根を曲げると痛いは収縮痛で
伸ばした時痛いのは伸張痛というわけです。
③股関節を動かす筋肉を動かす神経が出ている背骨(腰椎)の歪み
④股関節周辺の筋膜の緊張。
筋膜は筋肉を覆っている膜のことで、この膜は膜同士は連結しているので、
全身を覆うウエットスーツの様なものです。
筋膜が原因でなぜ痛みが出るかというと、
筋膜が緊張して硬くなってしまうと その下の筋肉の動きを悪くしてしまうため、
痛みが出ます。
⑤股関節の皮膚の緊張 関節を曲げると関節の折り目にシワが出来ます。
そのシワを中心に皮膚が動いているのですが、
関節部分の皮膚には一定の法則があり、
関節のうらと表では正反対の動きになります。
その皮膚の動きが緊張して硬くなると、
関節の動きが悪くなったり、痛みが出ます。
④の筋膜と⑤の皮膚は皆さんには馴染みがない言葉だと思います。
当院独自の療法(施術)で身体の中枢から体表に至る、
神経・骨格・筋肉・筋膜・皮膚など 身体の全てを見ることで、
難治症状の改善を目指しています。
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